供養塔がひっそりと。知らなくて反省
石材店繁盛記 365ブログ
10月14日の投稿
知らんかったことを恥じた日(;;)
ここ最近、仕事の関係で
広島に伺う機会が増えた。
仕事を終えた翌日、
帰るまでの少しの時間、
広島をもっと知りたいと思って、
あちこち歩いてみとる。
連休最終日やったけん、
海外の方も含めて、
めちゃくちゃたくさんの観光客。
平和記念公園に足を運ぶと、
原爆ドームや資料館に
長い列ができとった。
手を合わせて、
ひと通り回った時、
ふと大きな灯籠が目に付いた。
「あれ、神社かな?」
近づいてみると、
古墳のような場所が。
案内板を見て、
ハッとした。
そこは
原爆で亡くなった方の供養塔やった。
内部には約7万柱の遺骨。
氏名も判明せん方などの遺骨が
納められとるとのこと。
昭和21年から、毎年8月6日、
さまざまな宗教・宗派合同の
供養慰霊祭が営まれとるって。
正直、恥ずかしかった。
広島には何度も来とるのに、
この供養塔のことを
全然知らんかった。
石材店として、
供養に携わる仕事をしとるのに。
原爆ドームは知っとる。
資料館も行ったことある。
でも、この供養塔は
知らんかった。
私たちの仕事って、
供養の場を作ること。
命の重み。
遺族の想い。
供養の意味。
この供養塔の前に立って、
改めて考えさせられた。
石を扱うと同時に
命と向き合う仕事。
知らんかったことを
素直に反省して、
これからの仕事に
活かしていきたい。
手を合わせて、
心からお祈りさせてもらった。