博多の新しいビル、コンクリートが教えてくれた。仕上げは、もっと冒険してもいい??
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2025年11月19日、29日目(+89)の投稿!
博多に最近出来とった、新しいビル。
「新しいけど、古い感じもする色合い?」
と思いながら、
歩いて近づいてみると、
何とも言えない、
グラデーションがきれい。
「あれ、これってどんな素材かな」
と思って、もっと近づくと・・・
「あら、これはコンクリート系やな」
色合いもグラデーションになってる。
表面の仕上げが、
複数の技法が使われ、違っている!

ここで感じた!
石も、同じ発想、
面白そうやと。
あえてお墓で考えてみると、
表面の仕上げは、
本磨きがほとんど。
でも、石の仕上げって、
かなりの種類があるもんね。
・サンダー仕上げ
・ビシャン仕上げ
・小たたき仕上げ
・ノミ仕上げ
・バーナー仕上げ
・水磨き
・本磨き
そして近年では、
黒御影などで、
・マット仕上げ なる、
何とも都会的かつ温かみのある仕上げが・・・
で、このビルを見て思った。
仕上げを変えるだけで、
印象が全然変わる。
コンクリートでも、
複数の仕上げを組み合わせることで、
こんなに表情豊かになる。
石でも、
面白いことができるはず!!
たとえば、
・竿石は本磨き
・上台下台はビシャン仕上げ
・花立の周りは水磨き
こんな風に、
部分ごとに仕上げを変えると、
より立体感が出るかも??
あえてコンクリートから
刺激を受けてみる。
新しい仕上げを考えてみる。
それが、
お客様をワクワクさせるかもしれん。
「おっ、こんなお墓、見たことない」
って思ってもらえたら、
うれしいしね。
仕上げを変えるだけで、
こんなに印象が変わる。
われわれ石材店も、
もっと冒険してもいいんやない??
どの仕上げが、
ステキに見えるんやろ??
マット仕上げ、
バーナー仕上げ、
水磨き、
なんかワクワクしますね~
そして、
新しいものと、従来「スタンダード」を
見比べてもらって、
スタンダードの素晴らしさに、
改めて、気づいていただくきっかけにも
なりそうな気がしませんか?







