旧字との出会い。133年前の情報が今に残る!
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2025年12月13日、53日目(+89)の投稿
先日、打ち合わせで天神に出たとき、
時間に少し余裕があったので、
警固神社(けごじんじゃ)さまへ。
2年位前やったかな?
すごくきれいになさったのが記憶に新しい。
で、これまで気づかなかったところに意識が。
「あれ?なんか、違和感?がある・・・・」

「おー、よく見てみると、旧字なんかも」
「職人・・・今は耳へんやけど、
昔は、身へんやったんか」
初めて知った。

そして、いつ頃の字なんやろう?と思い、
裏側を確認してみると、
明治25年。
こちらにも旧字の二十(廿)が!

ふと感じた。
石材はいいなあ。
こうやって、昔の情報を、
今の時代にも伝えてくれる。
それもリアルに。
明治25年と言えば、133年前!
そんな昔の情報も、
こんなにしっかりと残してくれる。
やけん、
お墓であったり、
大切な建造物に使われとるんやね。
他の素材やったら、屋外に設置してたら、
なかなか、133年も残らん。
木やったら朽ちるかもやし、
鉄やったら、錆錆になる。
でも、石やったら、
133年経っても、こんなにちゃんと読める。
これが、石の素晴らしいところのひとつ!
われら石材店が扱っとる「石」は、
未来に情報を残すために最もふさわしい素材。
そう考えると、まるで、
「タイムカプセル」みたいなもんやね~。
お墓に彫った文字も、
100年後、200年後、ず~~っと残っていく。
旧字を見て、改めて感じた、
石の力。
それは、未来に情報を残す力。
われらが、今日、彫刻する文字も、
133年後にも読まれる。
その誇りを持って、
いい仕事をしたいもの。
石材はいいなあ。
未来に情報を残せる。
これは石材店の誇りやね!!






