大正時代の技術力。昔の職人さんに脱帽した
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2025年12月10日、50日目(+89)の投稿
先日、ブログの勉強会で広島に泊まった翌日、
予定の待ち合わせまで20分ほどあった。
そこで近くを散策。
広島駅前なのに、大きな川があって、
整備されていてとっても気持ちよい!
少し歩いていると、
何とも立派で素敵な橋を発見。
入り口の親柱をはじめ、かなりの大きさの石材やけど、
あまりにも細部が精巧に加工されている。

正直、判断に迷った。
「風合いは古くからの雰囲気やけど、
こんなに細かな部分を、昔は精巧に作れたんやろか?」
隅々を見れば見るほど、
精巧な加工。
そして、内心、
「これは新しく作った親柱で、少し古くからあるものに
似せたレプリカなのかな・・・」
と。答えが分からず、悶々として歩いていると、
何と、解答が。

赤色の部分は、
大正時代につくられた石材を再利用しているとのこと。
「予想が外れた・・・」
昔の職人さんの技術力に、
ほんと、脱帽した。
だって、大正時代って、
今から100年以上前。
機械も今ほど発達してない時代に、
手作業中心でここまで細かく彫れるのか。
その技術力、
その根気、
その情熱。
ほんと、尊敬やなって。
丁寧な仕事は、
100年経っても残っとる。

そして、令和になった今でも
こうやって目で見て、触れることまでできる。
なんて有り難いこと!
広島の街は、石屋にとっても、すごい素晴らしか~~!!







