古い石積みを活かした、素晴らしい技術。今あるものを活かすというヒント。
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2026年5月9日、200日目(+89)
以前、古い屋敷が建っていた場所に、
新しい建物が。
そこで目についたのがこちら。
かなり古くからの石積。

繋がっている奥の方は御影石やけど、
この部分は、昔からの地元の石。
姪浜の石やろうか??
しかし、こんなに古い石積みを、
よく活用したものだな、、、
と思いつつ、見てみると、
これはきっと、以前に会員さんに話を聞いた、
石積の補強工事を行ったんやと気づいた。

というのも、この矢印の部分、
水抜き部分に、特殊なメッシュのようなものが
入っとる。
以前に聞いた話では、
補強の杭を打ち込んだ後に、
石積の水抜きを、このメッシュを入れる形で
確保しとった。

技術的なことなので、
分からんけれども、
もしそういった工法だとしたら、
今ある石材を活用した、とても素晴らしい技術。
もし、古い石積みを
新しい擁壁に変更するには、
撤去や処分、
そして新しい擁壁の材料から施工までが
必要になる。
さらに、建築的な許可申請?が
必要になるんかもしれん。
そう考えると、
今あるものを活かす技術って、素晴らしい!!
壊して新しくするのも一つの方法やけど、
古いものを活かしながら、
安全に使い続けられるようにする。
そういう発想も、
これからの時代には大切なんやろうね。
そういえば最近は、
古くからのお墓を再利用したい
という、お客さまも増えている印象がある。
墓石部分は、お手入れをして活用したい、
という相談も多い。
ご先祖さまから受け継いだ石を、
大切に使い続けていきたい。
石積だけやなくて、
本業のお墓でも、
そういう想いに応えられる技術や知識を、
われら石材店も、準備しておくと良いのかもしれん。
古い石積みを見ながら、
そんなことが思い浮かんだ。






