雨の日でも綺麗に掃除されとった高知城。昔ながらの方法の価値
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2026年4月16日、177日目(+89)
先日の高知研修。
やなせたかしさんのお墓を見学した後は、
高知市内に一泊。
その翌日、
あいにくの天気やったけど、
高知城へ研修に。

一度行ったことはあったけど、
今回は石材の専門の皆さんとの研修。
高知城は、お城自体は小ぶりやけど、
石垣の部分は非常に大きいお城。

どういった石が使われているのか
お城のすぐ下の部分とその他の部分で、
なぜ石垣の色が違うのか
など、自分では全く分からない部分を
皆さんに質問して教えてもらった。
また、石垣がもう一つ
内側にあったことが分かった
「遺構」の部分も見学した。

後々掘り出されたそうやけど、
今、実際に見えている石垣の内側に、
この古い石垣が見つかっとるそう。
最初にこの城を治めていた方の後に、
新しい方が城を治めることになり、
外側に新しい石垣を追加で作った、
ということが分かるものやった。
また石材とは直接関係ないことやけど、
もうひとつ驚いたことがある。
それは、当日かなりの雨が
降っていたにもかかわらず、
お城の周りが
とても綺麗に掃除されていたこと。

ちょうど花が新緑に変わる時期で、
桜の花びらなども
たくさん落ちている時期やったけど、
旧来の竹箒でしっかりと掃かれとった。
大きな階段にも
たくさんの落ち葉が落ちているはずやし、
さらに大量の雨にもかかわらず、
本当に綺麗に掃除されとった。

雨の日に落ち葉がたくさん落ちていると、
イメージ的には、箒で掃いても
綺麗に掃除できない感じがする。
しかし、昔からの竹箒で掃くことで、
ここまで綺麗に掃除できるんやな
ということがよく分かった。
近年では広めの場所を掃除する際、
ブロワーなどを使って
スピーディーに掃除するのが
一般的になりつつあるように思うけど、
やはり昔からの掃除法というのは、
すごく有効なんやなと、学びになった。
新しい道具は便利やけど、
昔から続いてきた方法にも価値がある。
ブロワーは確かに早い。
でも、雨の日には使いにくいかもしれん。
竹箒は労力が大きいかもしれんけど、
どんな天候でもしっかり掃ける。
石屋の仕事でも言えるんかもしれんけど、
新しい機械や道具も取り入れつつ、
昔からの技術や方法も大切にする。
そのバランスが、
長く続く仕事の秘訣なんかもなと思った。
高知城での学び、
石垣はもちろん、
掃除からも得られた研修やった!






