墓じまいの競争相手は、もう石屋さんだけやないんかも!?
【石材店繁盛記 〜365ブログ〜】
2026年7月15日、266日目(+89)
昨日、ある会員さんと
お話ししよったときのこと。
墓じまいの話になった。
「最近、見積もりで
受注できないケースが増えたんです」
相手はどこの
石材店さんですか?
と聞いてみたら・・・
「それが、石屋じゃないみたいなんです」と。
これ、けっこう
衝撃やった。
わたしらは、
つい、隣の石材店さんを
競争相手やと思ってしまう。
でも今は、
本当の競争相手は、
石屋さんでは無いことも増えつつある!
じゃあ、どんな相手か。
「墓じまいから、必要な手続きまで、
ワンストップでサポートします」
そう、ネットで謳っとる
業者さん。

ホームページの中身を見ると、
これがなかなか、よくできとる。
工事だけやなくて、
お寺や霊園への連絡。
行政手続きのサポート。
法要の手配。
遺骨の取り出しから、
墓石の撤去、整地まで。
さらに、墓じまいのあとの
永代供養先の紹介まで、
可能やって。
しかも、うまいのが、
「全部、任せしたい」
「工事だけ手配してほしい」
そうやって、
お客さん自身で、
頼む範囲を自由に選べる。
お客さんからしたら、
これ、めちゃくちゃ
ありがたく見えるかもしれん。
で、思うこと・・・
このワンストップサービス、
とにかく伝え方が上手い。
実態としては、きっと
工事は誰かに依頼しとると思う。
つまり、やっとることは、
外注しとるだけ。
でも、
「見せ方」がまったく違う。
われらは、
「墓じまいの工事、お任せください!」
そう言う。
向こうは、
「墓じまいの、面倒なこと、
ぜんぶ、引き受けます。」
そんなふうに言う。
同じ仕事をしとっても、
伝わり方が
まるで違うと思わんですか?
これ、
最近ニュースになっとる
「退職代行」と
似とるのかもしれんな、とも思う。
自分で辞めますと
言いに行くのが、気まずい。
で、何を言われるか怖い。
だから、代わりに
やってくれる人にお願いする。
墓じまいでも、同じ。
お寺さんに、
「墓じまいしたい」と
切り出すのが、怖い。
怒られんやろか。
離檀料はどうなるんやろか。
その不安を、
「代わりにやります」と
言われたら・・・
そら、頼みたくなるよね。
ちゃんと言葉にできとるかどうかで、
差がついとるんやないかな。
じゃあ、どうするか。
わたしは、こういう
新しいサービスが出てきたら、
「敵が来た」と身構えるより、
よ~く学んだ方がいいと思う。
どんな言葉で伝えとるか。
お客さんは、何に不安を感じとるか等々。

それを、じっくり見る。
そして、
自分のところでできることを、
ひとつずつ、確認していく。
で、きちんと言葉にし、
ホームページに載せる。
「工事します」やなくて、
「墓じまいの、面倒なところ、
私たちが受け持ちます」
そんな方向性なんかも。
こうやって、
新しいサービスに
チャレンジしていく。
そしたら、どうなるか。
知らん間に、
地域の石材店の中では、
一番、選ばれる
存在になれるかもしれん。
競争相手は、
もう隣の石屋さんだけやない。
まずは、興味深い、
新しいサービスを
見つけたら、
じっくり研究してみよう!
案外、やっとることは
近いのかもしれんし。






