石は時間と共に、風景の一部になって溶け込んでいく・・・
石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2026年4月21日、182日目(+89)
先週の水曜日、
夕方近く、仕事帰りに、
博多の住吉神社に立ち寄った。

何といっても、
神社前のツツジが
本当に綺麗に咲いとった。
濃いピンクと真っ白なツツジが混ざり合って、
まさに満開って感じ。

「まだ参拝できるかな?」
と思いながら、足早に境内へ向かうと、
ちょうどその日は雨上がり。
ふと気づいたのが、
雨に濡れた狛犬の苔が、
何とも生き生きとしとったこと。

特に顔の部分の苔をよく見てみると、
石と植物が完全に共存しとると言うか、
まさに「融合」という言葉がぴったりな姿やった。

きっと百年以上の時を経て、
この苔が根付いたんやろうなと、
感慨深く感じた。
さらに神社の中へ進み、
お詣りを終え、摂社の方へ歩いていくと、
こちらもとても興味深い灯籠。

笠の部分
びっしりと緑色の苔に覆われとる。
火袋の部分
雨が避けられている場所のためか、
石の風化は進んどるけど、苔はほとんどない。
「どうして石自体にこんな植物が生えるんかな?」
と不思議に思いながら、
至近距離で写真を撮ってみた。
すると、シダ植物のようでもあり、
集合体が少し怖い気もする写真になったけど、
自然の石と緑が美しく融合しとった。

きっと石は、時間と共に
風景の一部になっていくんかもしれん。
何十年、何百年と経った石には、
その場所に馴染んだ味わいが出てくる。
そして、いつの間にか、
その場所に溶け込んでいく。
苔が付いたり、
周りの木々と融合したり・・・
風景の一部になって、また自然に戻るんやね!
石は本当に、自然そのものであるし、
ロマンチックな部分もあるな、
と、あらためて感じた住吉神社やった。






