靖国神社の鳥居と「残念石」
石材店繁盛記 ~365ブログ~
2026年5月23日 214日目
昨日に続いて、
先日の北木島での研修の話。
北木石の採掘場を見た後、
帰りの船に乗るべく
港の方に向かっとった。
すると、
「この石見てください」
との声が。

見てみると、
まあ驚くほど長い石材。
こんなに長い石材は
見たことがないかもしれん、
と思いながら話を聞いとった。
すると、こちらはなんと、
靖国神社の鳥居の柱に使われた石の
予備のものらしい。
名付けて
「靖国神社残念石」

靖国神社の大きな鳥居は、
日本最大級の石製の鳥居。
昭和8年に、この北木石で作られたそう。
北木石の特徴と質の良さが、
靖国神社の鳥居にふさわしいと
判断されたんやろうね。
反対から見ても、
矢印と矢印の間のこの長さ。

昨日のブログで書いた
あの深い採石場から、
こんなに長い石を取り出し、
地上の高さまで持ち上げて、
さらにそれを運んでいく。
想像するだけでも気が遠くなる。
よくわかる通り、
長い石を運ぶというのは、
折れるリスクや、運ぶ車などの準備など、
驚くほどの苦労がある。
例えば現代でも、
7尺を超える長さ、
つまり2メートル強を超える石を準備するのも
なかなか大変な石が多い。
それやのに、
20尺?もあるこんな巨大な石を
その当時、取り出し、
準備されたこと。
そして、大切な鳥居だから、
予備の石までこうやって
しっかりと準備されとったこと。
驚きを隠せんかった。
「ここまでやるか」という準備、
その苦労が伝わってくる、
研修で目にした残念石やった。
とにかく、すごい。。。。






