多摩の木が、上野公園の歩道になっとったよ!

石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2026年5月31日、222日目(+89)

 

先日、出張で東京に行った時、
午前中、時間があって、
上野公園近くを歩いとった。

 

すると、ふと目に入った看板。

「多摩産木材を活用した路面舗装」

 

なんやこれ?と思って、
近づいて見てみた。

 

看板の右下に、
立体的な木材のサンプルがあった。

触ってみると、
無垢の木でできたブロック。

 

手をかざすと、
ちょうど手のひらぐらいの大きさ。

 

一枚一枚がブロックになっていて、
東京の多摩地域で採れた木を使った
舗装材やって。

 

 

すごく興味がでて、
詳しく地面を見てみると、
実際に仕上がった舗装が広がっとった。

通常やったら、
こういう歩道はコンクリートとか石で作る。

 

でも、木材を、
しかも、屋外の舗装に使っとる。

 

これは初めて見たかもしれん。

 

 

さらに、石やアスファルトとの継ぎ目も、
きれいに仕上がっとった。


で、思ったこと。

 

この木材を使ったのは、

「見た目がいいから」でも、
「費用が安いから」でもない。

 

東京都が、
多摩の森を守るために、
あえて使っとるということ。

 

 

地域活性化と、
多摩の森林の保全のために。

 

その姿勢に、すごく驚いた。

 

 

 

これ、われわれの業界でも
通じる話やないかなと思う。

 

国産の石を使う。
地元の石を選ぶ。

 

それは
「安いから」ではなくて、

 

その石が採れる地域の
文化や技術を守ることにつながるから。

 

 

先日も会員さんと話しとったけど、
採石場が閉山していく中で、
まだ掘り続けている職人さんがおる。

 

その石を使うということは、
その人たちの仕事を支えるということ。

 

 

多摩の木を、
上野公園の歩道が支えとる。

 

同じように、
地元の石が、
地域の〇〇を支えとる。

 

この〇〇に入る部分を、
知恵を絞って、考えていけたら良さそう。

 

 

少し視点は変わるけど、似た発想なら、

 

例えば、
お墓じまいした石材で、

そのお寺墓地の、参道石を
作ってもいいんやもんね。

 

 

「何を使うか」は、
単なる素材選びやない。

 

「何を守りたいか」という
意思表示でもあるんやなと、

 

上野公園の歩道を歩きながら、
そんなことを感じた~~~!!

 

 

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