同じ広さ、同じ値段。なのに6倍の差がついた。地元福岡市営霊園の抽選結果より。

【石材店繁盛記 〜365ブログ〜】
2026年7月31日 282日目

 

先日、地元福岡の
市営霊園の抽選 があった。

 

たまたま、すぐに目にする機会があって。

 

すると、びっくりするほど、

今のお客さんの気持ちが、
数字に表れとって。

 

 

まず、全体から。

 

209区画の募集に対して、
877名の応募。

 

倍率にすると、4.20倍。

 

 

「おお、人気やね」

 

総数だけ見ると、
そう感じる。

 

 

でも、中身を見ると、
話がちょっと変わってくる。

 

この倍率、
とんでもなく、偏っとる。

 

片や、
30倍を超える区画がある一方で。

 

なんと、
申込ゼロ。

誰も申し込まん区画が、
いくつも出た。

 

これには、正直、驚いた。

 

 

なぜなら、福岡市営霊園の募集で、
申込ゼロの区画が出るなんて、

ここ10数年、記憶にないから。

 

 

それだけ、

お客さんの墓地の選び方が、
変わってきとる、

ということかもしれん。

 

 

で、その中でも、
顕著なのが、

 

「西部霊園」での、
2つの区画の比較。

 

 

どちらも、
同じ4平米。

 

使用料も、
同じ68万8千円。

 

広さも、値段も、
まったく同じ。

 

違うのは、
ただ一点。

 

「普通墓地」か「芝生墓地」か。

 

 

さて、倍率はどうなったか。

 

普通区画は、
1.39倍。

しかも、
申込ゼロの区画が結構ある!

 

一方、芝生区画は・・・
8.14倍。

もちろん、全区画に、
申込が入った。

 

同じ広さ。
同じ値段。

なのに、
約6倍の差。

 

 

 

ここから推測できること・・・

 

 

それは、今のお客さんは、
とにかく、

大きさより、
「総額」を重視するってこと。

 

 

そしてもうひとつ、

「掃除手間」を気にしとる、

 

つまり、
「お墓そうじが楽な方がいい」

 

そう考える人が、
これだけ多いんやないかな。

 

 

他の霊園を含めた、
抽選結果を見ると、

人気が集中しとったのは、

 

2平米の
小さくて手頃な区画。

 

逆に、400万円を超える
大きい区画は・・・

申込ゼロが多数。

つまり、今のお客さん、

お墓は小さくていい。

 

 

重視しとるのは、

「総額」がいくらか。

 

 

もしくは、

 

建てた後の
「手入れの手間」が、どれだけ少ないか。

 

この部分を重視して、
シビアに見とるんじゃないかな。

 

 

大きなお墓を・・・という時代は、

数字の上でも、
はっきり変わりつつある。

 

 

だとしたら、
私らがやるべきことも、
見えてくる。

 

小さくても、
きちんとしたお墓を。

 

 

小さいからこそ、
ちょっと、良いもので。

 

 

そして、最後に、

「あとのお掃除も、
 これなら負担が少ないですよ」

 

そこまで、
提案してあげる。

 

 

これが、
今のお客さんの気持ちに、
まっすぐ届くかもしれん。

 

 

変化は数字に、
はっきり出とる。

 

だから、私たちも進化していかんと!

 

 

 

 

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