息子さんが「継ぐよ」って言うとるのに、墓じまい。もったいない・・・

石材店繁盛記 〜365ブログ〜
2026年6月7日、229日目(+89)

 

会員さんとのミーティングで、
ちょっと考えてしまう話を聞いた。

 

ある会員さんが、
墓じまいの依頼を受けたって話。

 

 

そのお墓、
10数年前に建てたもの。

 

 

ご夫婦が、
「自分たちが入るために」

と建てられた。

 

だからまだ、誰も納骨していない。

 

 

 

で、なんで墓じまいするのか。

 

息子さんが県外に出ていて、
こちらに帰ってくる予定がない。

 

だから、
「子供に迷惑が掛からんように」
やって。

 

 

 

ただね、引っ掛かったのはココ!。

 

 

息子さんは
「お墓、面倒見るよ」

と言ってくれてたそう。

 

それでも、親御さんの方が

「迷惑かけたくないから」

と、墓じまいを決められたらしい。

 

 

正直、会員さんも
複雑な気持ちやったと思う。

 

せっかく建てた、しっかりしたお墓を
解体するわけやから。

 

 

この話を聞いて、
わたし自身も正直なところ、

 

「どうにか出来んかったんかな」

って気持ちが強かった。

 

 

 

 

せっかく、息子さんが

「継ぐよ」って言うとる。

「面倒見るよ」って

言ってくれとるのに。

 

それでも

「迷惑かけたくない」

で、墓じまいになっていまう。

 

何という現実。。。

 

 

 

「迷惑かけたくない」

この言葉、
本当に多くなってしまった。。。

 

 

 

でもね、ぼくら石材店は、

ちょっと思うことがあるよね。

 

 

お墓は、

「管理する負担」ばっかりやなくて、

 

「手を合わせる場所」である。

 

 

「心を落ち着かせられる場所」でもあり、

「家族の記憶を守っていく場所」でもある。

 

 

 

もちろん、
ご家族それぞれに事情がある。

 

 

でも、一つだけ。

 

「迷惑かけたくない」で
判断する前に、

 

もう一回、お子さんと
ちゃんと話してみてほしかった。

 

「継ぐよ」
って言ってくれてるなら、なおさら。

 

 

それは迷惑なんかやなくて、
要望でもあるんやから・・・。

 

 

 

 

前に、別の会員さんも
こんな話をされとった。

 

 

お墓を建てるのを躊躇しとったお客様。

「お子さんに一度聞いてみてください」

って一言伝えたら、

 

 

お子さんが

「ちゃんと面倒みていくよ!」

って言ってくれ、

結局お墓を建てた方がおられた。

 

 

 

子どもに直接、聞いてみたら、
案外大丈夫やったりするんよ。

 

 

 

石屋としては、
墓じまいも大切な仕事。

 

 

でも、
「継ぐよ」って言ってくれている
息子さんの気持ちこそ、、

 

何よりも大切にしていかんと、と感じた。

 

 

 

何とかできんかったのかなあ・・・
めずらしく、そんな悔しさがちょっと残る、ミーティングやった。

 

 

 

Follow me!